おひげ家はこれまで医療保険の加入歴3年4か月ありましたが、この5月に綺麗さっぱり解約しました!
みんな入ってるし、保険入ってた方が安心でしょー。何かあったらどうするの?
という多くの方へ、全3回でおひげ家がなぜ医療保険解約に踏み切ったかをお伝えします。
今回は「これまでに入っていた医療保険について」と「医療保険を解約しても大丈夫だと思った理由」お届けします。そして次回は「医療保険解約で浮くお金について」、最終回は「解約しちゃったらこんな時はどうするの?」という不安ポイントにお答えできればと思っていますので、楽しみに!
これまで入っていた医療保険について
そもそもなぜ医療保険が必要だと思ったのか
- 万が一重い病気にかかった時に生活が破綻しないように
- 金銭面の心配をせずに先進医療等を受けられるように
- みんなが入ってるから、なんとなく必要なのかなと(苦笑)
こんな理由で医療保険が必要だと思っていたのですが、その割には「重い病気って何を想定しているのか」「その病気の治療にはいくら必要なのか」「それに対してどれだけの保障があるのか」…ということは考えてもみませんでした。
今思えば、自分にどんな保障が必要なのかわかっていないのにどうやって保険を選んだのか…金額も大きいのに、商品の中身をよくわからないなんて怖い話です。
これが「みんなが入ってるから」「保険のプロのおすすめが良いだろう」という思考の落とし穴ですね。
みなさんは上にあげた質問にパッと答えられますか?答えられなかったら、私たちと同じく医療保険見直しのタイミングかもしれません。
入っていた医療保険の概要
- 入院治療一時金:10万円/回
- 疾病入院給付金:5,000円/日
- 集中治療給付金:50万円/回
- 公的保険対象の手術:5~50万円
- 放射線治療給付金:10万円
- 通院治療給付金:1万円/日
- 先進医療給付金:技術料と同額
- 先進医療一時金:15万円
保障内容をざっと並べてみましたが、言ってしまえば「先進医療特約をつけただけの、ごくごく普通の医療保険」です。
それっぽく保障内容を並べられて営業マンにおすすめされると、イイ感じがしちゃうのが怖いところ!保険の中身って条件も複雑でよくわからないですよね。
実際必要な保障なのか、全3回の「医療保険を解約しました」シリーズで確認しましょう。
医療保険を解約しても大丈夫だと思った理由
公的医療保険って意外とすごい!ということを知ったから
日本国民なら全員入っている公的医療保険。入っている自覚はもちろんありますよね?
サラリーマン・公務員の加入する「健康保険」や自営業者・フリーランスの加入する「国民健康保険」がそれにあたります。
これがあることで、みんな平等に原則3割の医療費しか負担しなくていいわけですね。
当たり前のようで、すごい制度なんですよ!
世界トップを走るアメリカでさえ、公的医療保険がないために、「お金がないと良い治療を受けられない」という悲しい格差があるんですから。日本って恵まれてます。
自己負担額に上限がある?高額療養費制度について
でも原則3割負担だと、月100万かかったら30万支払うってことでしょ?
それが何か月も続いたら生活が破綻しちゃうよー
と、計算しがちなのですが、実は自己負担額には上限があります。それが「高額療養費制度」です。概要は次の通りです。
- 月にかかった医療費の自己負担額が高額になった場合に適用される制度
- 自己負担限度額を超えた分が、あとで払い戻される
- 自己負担限度額は年齢や収入水準で決まるが、大体月収30万円のサラリーマンだったら100万円の治療費に対して8.7万円になる。
6か月連続で100万の治療費がかかった悪いケースを想像しても、自己負担は約50万円。
これなら貯金でも賄えますよね。
職場によっては高額医療付加給付がある
さらに職場によっては高額療養費制度に加えて「高額医療付加給付」があることも!
公務員おひげ家の場合は、この「高額医療付加給付」により2.5万円が自己負担上限額とされていました。なので、先ほどの8.7万円(治療費100万円の場合)のうち6.2万円はさらに返ってくることになるようです。
民間保険に入らなくても、こんなに守られていたのですね!
まとめと次回予告
というわけで、高額療養費制度のおかげで心配していた「万が一重い病気にかかった時に生活が破綻しないように」という不安は解消されました♪
おひげ家と同じように「そのくらいの負担限度額なら貯金で備えてもいいじゃん!」と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ぜひ医療保険解約、一度検討してみてください!
次回は私たちの経験をもとに、医療保険解約によってどれだけのお金を節約できるのかをお伝えします。お楽しみに!