前回の記事では「FIREとは何か」「どうやって達成するのか」「FIREの4つの種類」について触れました。
今回は「FIREの4つの種類」を復習しながら、「4つのFIRE比較」「サイドFIREとは」「おひげ家の目標はどのFIREなのか」についてお話していきます。
4つのFIREを比較してみた
4つのFIREをおさらい
「Financial Independence(経済的自立)」を実現するにのに必要な条件は「不労所得>支出」だということは、お話しました。大きな不労所得がいると聞くと、
そもそもお金持ちじゃないから、経済的自立なんて無理だよ
と思ってしまいがちなのですが、この式からは「大きな不労所得を得るだけでなく、支出を減らすことも経済的自立に近づく手立てなんだ」ということも読み解けるのだと気づいていただけるでしょうか。
実は支出を減らすことで、必要な不労所得の額を大きく減らし、経済的自立のハードルを下げることができるのです!だからこそ、単なるお金持ちになるだけじゃない4つものFIREへの道筋が生まれたのですね。
以下が前回紹介した「4つのFIRE」の概要です。
- Fat FIRE:十分な資産があり、生活費以外の贅沢費も含め、すべてを不労所得で賄える状態のFIRE
- Lean FIRE:質素倹約して生活費を抑えることで実現するFIRE
- Barista FIRE:支出の一部をパート等の仕事をして稼ぎ、労働所得と不労所得を合わせることでゆとりを持った生活をするFIRE
- Coast FIRE:『Fat FIRE』するのに十分な資産を持ちつつも、社会と関わっていたい等の理由から仕事を続けるFIRE
4つのFIREを比較してみる
それぞれのFIREの説明はしましたが、文章だけだとどう違うのかわかりにくいので、ざっくり表にしてみました。
Fat FIRE | Lean FIRE | Barista FIRE | Coast FIRE | |
---|---|---|---|---|
必要な資産額 | ★★★ 多い | ★★☆ まあまあ | ★★☆ まあまあ | ★★★ 多い |
仕事の有無 | ★★★ なし | ★★★ なし | ★★☆ パート等 | ??? 好みによる |
自由な時間 | ★★★ 多い | ★★★ 多い | ★★☆ 仕事による | ??? 仕事による |
倹約の必要性 | ★★★ なし | ★☆☆ 常に倹約 | ★★☆ 倹約気味 | ★★★ なし |
再現性 | ★☆☆ 難しい | ★★☆ 気合がいる | ★★★ できる | ★☆☆ 奇跡 |
…4種類といってもそれぞれの事例ごとのスタイルが無数にあるので、あくまでご参考に。
そういえば「サイドFIRE」ってなに?
そういえば「サイドFIREを目指してる」って言ってなかった?
4つのFIREの中にないけど…どういうこと?
と思った方もいるのではないでしょうか?私も「よく聞くサイドFIREは無いんだ?」と疑問に思ったポイントなので、補足しておきます。
ずばり、いままで紹介してきたFIREはアメリカで生まれた分類…一方「サイドFIRE」は日本で派生した言葉だからです。よく耳にするにも関わらず4つの中には含まれていなかったのは、そういう理由があったんですね!
そして、このサイドFIREの意味は「不労所得で支出の半分程度を賄い、残りは働いて稼ぐ状態のFIRE」です。
ということは…
Barista FIREとほぼ一緒ですね!
おひげ家が目指すFIREは…
たった3つの記事で何度も宣言してきましたが、おひげ家が目指すのは「サイドFIRE」です。4つの分類にすると「Barista FIRE」ですね!なぜかというと…
- 必要な資産額が少なく、達成のハードルが低い
- フルタイムでは働く必要がなくなり、ある程度自由がある
- 働く楽しみや適度な運動、人とのつながりを保てる
- いざとなったらフルタイムに戻れる(株価暴落などに備えられる)
こんな風にメリットいっぱいで、一般人にも再現性の高いFIREだからです♪
みなさんはどのFIREを目指したいですか?
理想はやっぱりCoast FIRE!?
それぞれの目指すFIRE達成のために、一緒にがんばりましょう!
ではまた!